全反射ミラー
全反射ミラー(Total Internal Reflection Mirror)は特定の角度で入射した光を全反射させる光学デバイスです。
このミラーは使用する波長や高い反射率、そして臨界角の原理に基づいて設計されます。
また、波長や周囲環境によって適切な材質が選定される重要な要素もあります。
特に、入射光の偏光状態(S偏光やP偏光)によって反射率や反射角が異なり、特定の偏光方向で高い反射率を示し、他の方向では低い反射率という特性も持ちます。
このため、お客様の使用状況に合わせて適切な表面形状やコーティングが必要です。
  • ・青い矢印が入射光を示しています
  • ・赤い矢印が反射光を示しています
※以下の仕様は参考データであり、具体的な要件は個別に相談ください
全反射ミラー 
参考仕様
材質 ガラス基板: 主にBK7、石英ガラスなど
金属基板: アルミニウム、銀など
樹脂基板: ポリカーボネート、アクリル板など
用途 レーザーシステム
光通信機器
医療機器
高精度測定装置
弊社でも豊富な実績がある光学素子です。
カスタムサイズや特定の光学特性についてのご要望に柔軟に対応し、コスト効率に関してもお客様の具体的なニーズに合わせた最適なソリューションを提供いたします。お気軽にご相談ください。
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