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光学プリズム
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フィリップスプリズム

フィリップスプリズムは、光を内部反射させながら進行方向を折り曲げることで、光路をコンパクトに制御できる特殊なプリズム構造です。
主に光学機器や映像システムでの光軸調整、視線誘導、複数画像の重畳などに使用されており、優れた光学整合性と小型化設計が求められる用途に適しています。

以下に、当社の技術実績の一例をご紹介いたします。

技術・実績
可視光・赤外光の制御に対応

可視光(VIS)から近赤外(NIR)までの波長帯で、用途に応じた分離・反射設計が可能です。

直角プリズムやウェッジプリズムとの組み合わせに対応

光路の変更・調整が必要なシステムに対し、他プリズムとの組み合わせや特注構造の設計にも対応しています。
※特殊構造含め、柔軟に対応します

波長板と偏光フィルタの組み合わせに対応

波長板や偏光素子などの光学部品と組み合わせることで、偏光状態や光量の制御が可能です。
※対応可否を含め、柔軟に対応します

多層膜構造による高い波長・偏光選択性

膜厚や層構成の最適化により、特定波長の透過・反射および偏光特性を制御し、安定した光学性能を実現します。

ミクロン単位の高精度接合

複数の光学部材を一体化する際には、ミクロン単位での高精度な接合技術を用い、極めて薄い空気層の形成を制御することで、光学性能と構造の安定性を両立しています。

分野 対応波長(目安) 備考
センシング 400~1000nm 可視光・近赤外の分離
ディスプレイ/映像 430~670nm RGB分離
対応範囲とカスタム提案について
OE技研では、材質・外形寸法・光学特性など、用途に応じた仕様に柔軟に対応しています。
可視光・赤外光の制御や偏光対応についても、試作・小ロットから量産まで対応可能で、コスト効率に優れた高品質な製品をご提供いたします。
また、設計段階でのご相談や仕様検討も承っておりますので、構想段階からお気軽にお問い合わせください。
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