プレート型

OE技研では、各種ビームスプリッターを高精度・高品質かつ小ロット対応でご提供しています。
プレート型PBS(偏光ビームスプリッター)の基本構造は、偏光分離膜を用いた構造でP偏光(入射面に平行な偏光)とS偏光(入射面に垂直な偏光)に対して、反射率・透過率が異なる特性を持ちます。
映像・情報機器分野やレーザーシステム分野など幅広い分野で採用実績があり、お客様の用途や仕様に応じたカスタム設計にも柔軟に対応いたします。
以下に、簡易的な技術実績の一例をご紹介いたします。

技術・実績
複数波長に対応したPBS構造
可視光域から特定波長帯に至るまで、用途に応じた透過・反射特性を持つ多波長対応型での実績があります。
小型デバイス向け極小サイズ
限られたスペース内での使用を想定した極小サイズにも対応可能です。
スペース制限のある光学ユニットにおいても、高精度な加工と安定した性能を両立しています。
偏光分離膜への対応
情報・映像分野で培われたノウハウを活かし、小型サイズにおける高い偏光分離性能を実現。
角度依存性の制御
入射角の変化や偏光条件の制約がある環境でも安定した特性を発揮できるよう、膜設計と構造設計の両面から柔軟に対応しています。
検査・試験による品質保証体制
透過率・反射率・偏光特性・角度特性など、光学性能の測定・評価体制を整備。
量産から試作まで、品質保証を伴った納品体制で対応しています。

用途 | 対応波長(目安) | 備考 |
---|---|---|
光通信 | 830~870nm | 近距離向け、安定した分岐性能が特長 |
Lasers(レーザー) | 532nm | 高い面精度、膜の均一性 |
3D計測 | 500–650nm | |
検査・測定 | 420–680nm | |
光ピック | 660-785nm | 入射光と反射光の正確な偏光分離 |

設計段階からのご相談や仕様検討にも対応しておりますので、構想段階でもぜひお気軽にお問い合わせください。