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偏光ビームスプリッター
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偏光ビームスプリッター
積層型

積層素子は、ガラスを重ねて複数の層を形成した製品です。これにより、層ごとに光の透過率や反射率の制御が可能となり、全体として優れた光学性能を発揮します。各層の特性を最大限に引き出すため、位相差偏光技術や貼合技術に加え、「研磨」「蒸着」「切断加工」「接合」などの加工技術を駆使し、複雑な光学構造を実現しています。当社では、パートナー企業との連携を通じて、長年の経験と専門知識を活かし、優れた品質と高度な光学特性を提供しています。

 

偏光変換素子(Polarization Converter)は、特定の偏光状態の光を別の偏光状態に変換する光学素子です。
偏光を分離した後、波長板を用いてP偏光からS偏光への変換が可能です。このプロセスでは、層数とピッチ管理において高度な技術と精密な処理が求められます。適切な素材の選定、特殊な波長フィルムとの貼合せ、偏光依存性や波長依存性に対する制御、積層技術、精密な加工や厚みの調整、製造コストの最適化や高い品質管理など、多くの要素が重要です。当社ではこれらの要素を組み合わせて、開発と量産化に成功しています。

仕様例
  • 材質

    一般光学ガラス/BK7/合成石英など

  • 用途

    プロジェクター
    ヘッドアップディスプレイ
    光ファイバー

積層型偏光分光素子は、複数の層を積み重ねることで、光の偏光状態や波長に基づいて光を分離・制御する高度な光学素子です。この素子では、広帯域波長の光に対して各層がそれぞれ異なる役割を果たします。例えば、1層目で偏光を分離し、2層目で偏光反射及び赤外線を透過、3層目では赤外線を反射する機能を持たせることが可能です。
この構造は、特に層数が多くなる場合や複雑な光学設計が必要なケース、大量生産においてその効果を発揮します。

仕様例
  • 材質

    一般光学ガラス/BK7/合成石英など

  • 用途

    精密測定機器
    分光分析装置

当社は実績や経験があり、特に液晶ディスプレイ分野において強みを発揮しております。
お客様の具体的なニーズに応じて、カスタムサイズや特定の光学特性についてのご要望に柔軟に対応し、コスト効率の高い最適なソリューションを提供いたします。お気軽にご相談ください。
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