1/2波長板(HWP)
1/2 Retardation Film
当社のポリカーボネート製1/2波長板は、その高性能と多様な波長帯域対応性により、光ピックアップ技術や偏光変換素子などの光学用途で確かな実績を誇っています。ポリカーボネート素材の耐久性と環境への強さを活かし、1/2波長板は温度変化や湿度の影響を受けにくく、安定した性能を長期間にわたって提供します。

特に当社が自社開発した可視光広帯域用のポリカーボネート製1/2波長板は、可視光の範囲で卓越した偏光制御性能を示します。波長帯域全体で一貫した高性能を提供し、厳しい光学要件にも確実に対応する信頼性の高い製品です。
1/4波長板(QWP)
1/4 Retardation Film
ポリカーボネート製の1/4波長板(QWP)は、光軸に対して45°で入射すると、直線偏光を円偏光に変換する光学素子です。
この特性により、光の偏光状態を制御し、光学装置やシステムの性能を向上させる役割を果たします。
当社の1/4波長板は、光ピックアップ技術やヘッドマウントディスプレイ(HMD)などの先端技術に広く使用されています。CD/DVDおよびBD帯域から広帯域まで、さまざまな波長帯域に対応した製品を提供しています。

またポリカーボネート素材の特性を活かし、耐久性に優れ、温度変化や湿度の影響を受けにくい製品です。光学フィルムとしての精密加工技術を駆使し、高い水準の製品を提供することで、お客様の要求に確実に応えています。
逆波長分散フィルム
Reverse wavelength dispersion Film
ポリカーボネート製の逆波長分散フィルムは、光学的に特定の波長での光の屈折率が高くなる性質を持ちます。
このフィルムは偏光板と組み合わせることで、光の逆方向からの反射や透過を抑制し、戻り光の防止効果が期待できます。
特に光学システムやディスプレイ技術において、高い効率での光の制御が求められる場面で重要な役割を果たします。
加工内容
  • 切断加工: 高精度な切断技術を用いて、フィルムを希望の形状に加工します。複雑な形状にも対応可能です。
  • 打ち抜き加工: 特殊な形状やパターンのフィルムを高精度で打ち抜きます。
  • ラミネート加工: フィルムと他の材料(ガラス、プラスチックなど)を高精度に貼り合わせる技術を提供します。
技術仕様
  • 材質:PC、COP、石英、水晶など
  • 加工精度: ±0.02ミリ
  • 最小サイズ: 1mm x 1mm
  • 最大サイズ: 200mm x 200mm
  • 対応材料: PC、PET、PI、PEN、その他特殊フィルム
  • 形状:正方形、平行四辺形、円形、異形など
当社はこの分野で多くの実績があります。
波長帯域、形状、サイズ、加工精度、光学特性などの詳細についてもご相談を承ります。具体的な要件や特定の仕様に関するご相談はお気軽にお問い合わせください。
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