シリンドリカルレンズ
シリンドリカルレンズは、一方向にのみ曲率を持ち、光を一軸方向に収束または拡散させる特性を持つレンズです。
通常の球面レンズとは異なり、片側にのみカーブが施されており、この特性により光束を線状に集束したり、特定の方向に広げたりすることが可能です。
非点収差を効果的に補正できるため、光を特定の方向に集中させる必要がある用途や、特定の軸に沿った光学特性を制御する必要がある場合に利用されます。
シリンドリカルレンズは、レーザー加工、光学計測、画像形成、医療機器など、幅広い用途に対応可能で、多くの産業分野で重要な役割を果たします。
非点収差の焦点検出の一例
シリンドリカルレンズ
参考データ
材質 ガラス:例: N-BK7、石英ガラス (Fused Silica)
樹脂:例: アクリル (PMMA)、ポリマー
適用 レーザー光学系
産業用機器
医療機器
その他特殊用途
お客様のご要望に応じて、材質選定、特殊加工、光学特性の最適化、コーティング、形状のカスタマイズなど、あらゆる側面において柔軟に対応いたします。
詳細やご相談については、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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